仕事を辞めた理由

そういえば
今日のOG訪問を振り返りながら思い出したことがあって

ゼネコン退職のひとつの理由に
「建設関係者に臭気の知識のある人が少なすぎて対策等が難病みたいな状態なのを改善したい」
つまり臭気のことも知っている人が建築系大学から出続ければ
近くの誰か一人くらいは「においはこうすれば／考えればいいんだよ」って言える
ということがありました

先月のシンポで
最近になって臭気系の学会発表やシンポに顔を出して頂くようになったゼネ技研の方から
社内で臭気問題が挙がって現場メンバーと話し合いをしていたら
妙に臭気ってそういうもんですよって反応の社員がいて
訊いてみたらうちのゼミ出身だったらしく

彼ですね！とその場は単純に彼の活躍を嬉しいなあと思ったに留まったんですが
よく考えると
ぼくが退職した際の理由がひとつ成就された瞬間でもあったわけで

なるほどなんか無力感もあった日も多いんだけど
続けているとこうなっていくんだなあと浴槽でしみじみ噛みしめました

もう少しそういった方々を輩出できるよう頑張りますね

不意

新号館で来週授業があるので
席の状況とか見ておかんととフラフラ見に行く

一通り見て回ってなんとなくトイレに寄ろうと
教務課前のトイレへ
女子トイレがなんか騒がしい
教務課の方かな？

済ませてさて部屋に戻るかと思いつつ歩いていると
後ろからさっきの話し声が
賑やかな教務課さんやなと振り返ると作業着女性が2名

さぎょ1&2「あー！せんせー！」
ぼく「え？お！」

うちの卒業生たちでした

勢いで新棟の案内をして
他の先生を求めて製図室とか準備室を彷徨い
隣の先生へのメモを書いてもらって扉に貼ってお帰り頂く

とにかく元気そうで何より